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本土で伝わらない沖縄の方言

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沖縄県の方言は、全国的にもユニークだと言われています。
東北地方ほど聞き取れない、ということはありませんが、言っている内容が本土の人に伝わらない事が多いのです。

例えば、「来る」
本土の人が「今から来るから」と言ったら、「誰かがこっちに来る」という意味です。
しかし、沖縄県民の場合、「今から来るから」は、「今から自分がそっちに行くから」という意味です。

さらに飲み会の席などで「帰りましょうね!」と言うと、本土の場合は「一緒に帰ろうと言われている」と感じるそうですが、沖縄の場合は「先に帰るね」という意味になります。

 

「ムチャムチャする」という表現も、沖縄県民はよく使います。
本土で言うところの「ベタベタする」という表現になります。沖縄県民はあまりベタベタするとは使わず、こちらの表現を使います。
本土では不思議な表現と言われています。

 

沖縄の言葉で、一番便利な言葉は「だからよー」という言葉でしょう。
本土で言うところの「そうだね」というような同意の意味を持つ言葉ですが、沖縄県民は相槌のようにこの言葉を使っています。

「あの人最近人気だねー」
「だからよねー」

「今日テストってよ?知らなかったよね?」
「だからよー!知らなかったさ!」

といったように、軽く使う場合もあれば、相手の話がちょっとめんどくさい時にも使います。

 

本土の人にあまり伝わらない表現というと、「せまい」というものがあります。
一般的に「せまい」と言うと、空間のことを指す言葉ですし、本土ではその使い方が一般的ですが、沖縄県民は違います。
沖縄県民が「せまい」という時は、「服がせまい」「靴がせまい」などというように
身につけるものに対して「せまい」と表現します。

「この靴せまくなってるさー。新しいの買おうね」
と言うように、沖縄県民の会話にはよく出てくる表現です。
初めて聞く本土の人は、あまり理解出来ないでしょうけど、「キツイって言いたいんだろうな」と思っていただければ良いです。

 

沖縄県の言葉というのは、本土に比べて特徴的なものが多いです。
方言だけでなく、言葉のイントネーションも独特であり、本土の人ではなかなか真似することができないです。

 

ただ、どこか田舎くさくて懐かしい感じがするので、2年も住めば本土の人も沖縄のイントネーションだったり方言を使うようになります。

沖縄県の言葉は、意味が違って聞こえるものや、本土では別の表現を使っているものなどがありますから、沖縄県の人と会話をするときは、少し気にして聞いてみてください。

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