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標準語圏では通じない大阪弁5選!

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大阪弁の中で標準語の人には通じなかった方言5つをお伝えさせて頂きます。

1.「さら」
さらとは真っさらな新品のことを指して、大阪では日常的に使われている単語です。
例えば「さらの紙袋ある?」とか「さらの物じゃないけど、良かったら使って」などです。
また強めの大阪弁を使う方は「さらぴん」などと言ったりします。
標準語では特にさらの代わりに使う言葉もないですし、お皿と勘違いされるので「さらの皿ある?」なんて聞かれるとちょっとややこしくなります。

2.「なおす」
これは標準語ではないのかと思われるかもしれませんが、大阪弁では意味が変わってくる不思議な言葉です。
標準語では「修理する」「訂正する」といった意味で「これ直しといて」などと使われると思います。
ところが大阪弁では「片付ける」「元あった場所へしまう」といった意味で使われます。なので「これ直しといて」と言うと「これしまっておいて」という意味になります。
これはそれぞれ意味が通じてしまう為にとても厄介です。標準語の人には「何も壊れたり間違ったりしてないけど、どういうことだろう」と思われますし、大阪弁の人には「しまっておいて大丈夫なんだ」と思われます。

3.「行きしな・帰りしな」
これはあまり関東圏では聞きなれないかと思われますが、「行く途中で・帰る途中で」という意味があります。
例えば「行きしなにパン買って行こう」「帰りしなにあそこ寄って」といった使い方です。
標準語では「しな」の代わりに日常的に使われる言葉はないと思うので珍しい言葉かもしれません。若い子よりご年配の方が頻繁に使います。

4.「押しピン」
これは「画鋲」のことなのですが、標準語ではないと知って一番驚いた言葉です。
小学校から中学校くらいの年齢では頻繁に使う単語ですが大人になってからはあまり使う機会もない為、なかなかこれが大阪弁だと知ることもなかったです。
画鋲と呼ぶことがないわけではなかったのですが、みんな「押しピン取って」など日常的に使っていました。

5.「ほる」
これは「掘る」ではなく「捨てる」という意味で使われます。
「ほっといて」だと標準語の「放っておいて」と勘違いされますが、大阪弁では「捨てといて」という意味で使われます。
なので「これはほっといて」と大阪弁の人が言って、標準語の人は「わかりました」とそのままにしておくと「なんでまだここにあるんだ」と大阪弁の人には怒られてしまうかもしれません。

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